| 一周忌法要の案内(案内状の書き方) |
| 項目 |
内容とポイント |
| ◆案内状の書き方(必要なポイント) |
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誰の何回忌かを伝える |
・故人の氏名、施主の氏名、何回忌の法要を行うのかを知らせます。
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| 日程と場所を知らせる |
・一周忌法要をいつ、どこで行うのかを知らせます。
また、法要のあとで会食がある場合は、その旨をお知らせします。
・本来は亡くなってから満一年目に行うものですが、実際には遺族や参列者の都合を考えて、満一年目の命日の直前の土曜または日曜日に一周忌法要を行う場合が一般
的です。
・一周忌法要では、読経、会食(お齋と言います)の他にも、以下のような行事を行う場合があります。この中で何を行うのかを案内します。
通常行われるのは1,2,3
ですが、3の墓参りは墓地が遠方の場合は省略され、法要と会食のみ、または法要のみの場合もあります。
1▼法要(僧侶による読経。遺族、参列者による焼香)。
2▼会食(お齋=おとき、と読みます)。
3▼お墓参り
4▼卒塔婆供養
5▼納骨(納骨は四十九日の頃に行うの場合が最も多いのですが、一周忌に合わせて行われることもあります。) |
| 出欠をたずねる |
・会場の準備、引き出物や料理の手配のため、法要への出欠を確認します。返信用のハガキを同封するか、往復はがきの返信欄を使います。
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| ◆法事の案内状の作成において注意すること |
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文中に句読点は用いない |
・法事・法要をはじめお悔やみごとの案内状や、遺族が出すお礼状には句読点の「、」「。」は用いません。句読点がなぜ使われないかについては大別
して下記の3つの説があります。
1▼本来、書状は毛筆で書かれていた。毛筆の書状には近年まで「、」「。」が使われなかったという慣習が残ったもの。
2▼法事や葬儀が滞り無く流れ、つつがなく終わるように、途中で区切るための「、」「。」は用いない。
3▼もともと句読点は読む人が読みやすいようにつけられたものであり、句読点がなくても読みとる力を持っている相手に対して句読点を付けるのは失礼にあたるということから、相手への敬意を表わすため。 |
| 封筒に入れる場合、二重封筒は用いない |
・法事を知らせる案内文を書いた書状は、ふつうは封筒に入れて出すのがマナーです。
この時に使う封筒は、二重封筒は用いません。
二重封筒は不幸が重なると言われ、使わないのがマナーです。白い無地の封筒が使われます。
・近年は略式として封筒を用いずに往復ハガキを使うケースもあるようです。 |
| 一周忌法要の案内状のレイアウトの一例 |
| 案内状全体のレイアウト |
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頭語と結語を必ずペアで使います。
右の例では、文頭に頭語の「拝啓」、文末に結語の「敬具」が来ています。この他に「謹啓」+「敬具」などが良く使われます。
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※文中には句読点(「、」「。」)を用いません。 |
季節を表わす言葉を入れます(季節を表わす言葉を時候の挨拶と言います)
右の例文の「早春の候」という箇所が季節をあらわしており、三月頃に用いられます。案内状の書面
のスペース上、もし時候の挨拶を入れるのが難しい場合は省略可能です。 |
相手の安否を気づかう言葉を入れます。
右の文例では「皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます」という箇所です。
文例:
「益々ご清祥のこととお慶び申し上げます」
「お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます」などがあります。 |
誰の何回忌の法要なのかを知らせます。
上の文例では「亡父太助の一周忌の法要」という箇所です。もし、施主と故人の姓が異なる場合(名字が違う場合)にはフルネームを書きます。
文例:
「ささやかながら亡義父鈴木一夫の一周忌の法要を営みたいと存じます」など。 |
日程を知らせます。
法事を行う日付、曜日、開始時刻を知らせます。 |
場所を知らせます。
上の画像の例では、○○寺となっています。
住所と電話番号は必ず記載します(当日の連絡先を知らせるために、電話番号が必要です)。
自宅の場合は自宅と書きます。ホテルなどで行う場合、部屋の名称がわかれば「西の間」などと具体的に記載します。 |
法要のあとで会食(お齋)がある場合は出席者に知らせます
会食の有無により、出席者におよその所要時間が伝わります。出席者も何時間くらいかかるかがわかれば時間の都合のつけかたが変わります。会食の予定がある場合には必ず知らせます。 |
施主の住所、氏名、連絡先を書きます
住所と電話番号は必ず記載します(当日の連絡先を知らせるために、電話番号が必要です)。 |
返信の依頼と、返信期限を書きます
往復はがきの場合には
「お手数ですが中央の折り目のところでお切り取りの上、ご出欠を○月○日までに返信にてお知らせ下さい。」
「お手数ですが中央にて切り取り、返信のみ○月○日までにポストにご投函下さい」など |
| 一周忌法要の案内状のレイアウトの一例 |

※文中には句読点(「、」「。」)を用いません。
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頭語と結語を必ずペアで使います。
上の例では、文頭に頭語の「拝啓」、文末に結語の「敬具」が来ています。この他に「謹啓」+「敬具」などが良く使われます。
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季節を表わす言葉を入れます(季節を表わす言葉を時候の挨拶と言います)
上の例文の「新緑の候」という箇所が季節をあらわしており、五月頃に用いられます。案内状の書面
のスペース上、もし時候の挨拶を入れるのが難しい場合は省略可能です。 |
相手の安否を気づかう言葉を入れます。
上の文例では「皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます」という箇所です。
その他に良く用いられる文例:
「益々ご清祥のこととお慶び申し上げます」
「お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます」などがあります。 |
誰の何回忌の法要なのかを知らせます。
上の文例では「亡父是文の一周忌の法要」という箇所です。もし、施主と故人の姓が異なる場合(名字が違う場合)にはフルネームを書きます。
文例:
「ささやかながら亡義父鈴木一夫の一周忌の法要を営みたいと存じます」など。 |
日程を知らせます。
法事を行う日付、曜日、開始時刻を知らせます。 |
場所を知らせます。
上の画像の例では、自宅にてとなっています。
本来は住所と電話番号を記載するべきなのですが、自宅の住所と電話番号は数行後に記載する施主の情報と重複するため、スペースの都合上、電話番号を省略しました。
お寺など、他の場所でで行う場合には場所を「○○寺」とし、住所と電話番号は必ず記載します(当日の連絡先を知らせるために、電話番号が必要です)。
ホテルなどで行う場合、部屋の名称がわかれば「西の間」などと具体的に記載します。 |
法要のあとで会食(お齋)がある場合は出席者に知らせます
会食の有無により、出席者におよその所要時間が伝わります。出席者も何時間くらいかかるかがわかれば時間の都合のつけかたが変わります。会食の予定がある場合には必ず知らせます。 |
施主の住所、氏名、連絡先を書きます
住所と電話番号は必ず記載します(当日の連絡先を知らせるために、電話番号が必要です)。 |
返信の依頼と、返信期限を書きます
その他に使える文例
「お手数ですが中央の折り目のところでお切り取りの上、ご出欠を○月○日までに返信にてお知らせ下さい。」
「お手数ですが中央にて切り取り、返信のみ○月○日までにポストにご投函下さい」など |
返信のあて先を書きます
[宛名の書き方]
返信のあて先は、施主となります。住所のあと、中央に施主の氏名を書き、氏名に続けて「行」と書きます。
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| 施主が行う一周忌の準備 |
| 項目 |
準備の内容とポイント |
| ◆手配の前に遺族で相談すること |
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日程を決める |
・一周忌法要をいつ行うのか、遺族が相談して決めます。
・本来は亡くなってから満一年目に行うものですが、実際には遺族や参列者の都合を考えて、満一年目の命日の直前の土曜または日曜日に一周忌法要を行う場合が一般
的です。 |
| 場所を決める |
・一周忌法要を行う場所を決めます。
自宅、お寺、斎場、ホテルなどのいずれの場所で行うのかを決めます。
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| 会食をするかどうかを決める |
・法事の後でする会食をお齋と言います(お齋=おとき、と読みます)。
・まずは 「会食をする・会食をしない」のいずれかを決め、会場を変えるかどうかも話し合っておきましょう。
自宅で一周忌法要をする場合は法要のあと別室での会食となりますが、法要のあとで場所を移して会食をする場合もあります。お寺で法要をした後、近くの料亭やレストランで会食という例も増えているようです。
・会食は行わなくても失礼にはあたりません。その場合は法事のあと引き出物と一緒にお酒と折詰弁当などをお持ち帰り頂きます。
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| 招待する人を決める |
・一周忌法要に招待する人を決めます。遺族、親族だけで行うか、故人の友人、知人、会社関係まで声をかけるかを決めます。
・葬儀の際の受付名簿などを参考にしながら遺族で話し合って決めます。会場の場所を決めたり、案内状の送付の際に必要となります。
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| ◆お寺に手配したり依頼したりすること |
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お寺への連絡 |
・日程が決まったらなるべく早くお寺に連絡をします。菩提寺があれば菩提寺に連絡をしますが、霊園や墓地を利用しているお宅の場合には、葬儀や忌明けの法要の時にお世話になったお寺に依頼すると良いでしょう。
・一周忌の法要を執り行いたいと告げ、日程と法要の場所も忘れずに伝えた上でお寺の都合を伺います(ご住職、僧侶の都合を確認します)。
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| お寺に確認 |
・法要の後でお齋を行う場合には「法要のあと、お食事をご用意したいのですが、宜しければ和尚様も御一緒いただけませんでしょうか」などと和尚様のご都合をお聞きしてください
(※会食への出欠を尋ねるこの質問は、法事の後でお布施や謝礼をお渡しする際に役に立ちます)
※ご住職(僧侶)に対して呼び掛ける時は「和尚様(おしょうさま)」「ご導師様」などとお呼びするのが無難です。「ご院家様(ごいんげさま)」とお呼びすることもありますが宗派によるようです。
筆者は葬儀社から「浄土真宗では住職に対してご院家様と呼ぶ」と教えて頂いたのですが、地方によってはこの呼称は使わず、すべての住職に対し「和尚様(おしょうさま)」と呼ぶ地域もあります。
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| ◆施主が準備すること |
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料理の手配
または
レストランなどの予約 |
・一周忌法要の後で会食(お齋)を行う場合には、必要に応じて仕出し料理やレストランなどの予約をします。
・ 献立におめでたい鯛や伊勢海老などのご祝儀料理が入ることの無いように
「一周忌の法要のあとの、お食事」と伝えた上で、日程と人数、予算を告げて予約をします。自宅から移動する場合に必要があれば送迎用の車なども手配します。
・会食は行わなくても失礼にはあたりません。その場合は法事のあと引き出物と一緒にお酒と折詰弁当などをお持ち帰り頂きます。
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案内状の準備と送付
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・一周忌の法要を遺族や親族のみで行う場合には電話による連絡でも良いのですが、故人の知人、友人や会社関係者などにも知らせる場合には、案内状を送ります。
・親族以外の方にも案内状を送る場合には、食事や引出物の手配の都合もあるため、返信用はがき(または往復ハガキ)にて出欠を確認します。
・案内状の文例はこのページ上部へ
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引き出物
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・法要のあとでお渡しする引き出物の手配をします。
詳細は別ページ[法事のマナー.]で説明します。
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お布施ほか
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・一周忌法要のあとで僧侶にお渡しするお礼(お金)をお布施と言います。法要を寺でなく自宅で行う場合には
、「お布施」の他に「お車代」を用意します。
もし、法要のあとの会食に僧侶が出席しない場合にはこれらとは別
に「御膳料」という形で現金を包みます。
詳細は別ページ[法事のマナー.]で説明します。
・お布施をお渡しする時には、直接手渡しするのではなく、お盆に載せてお渡しするのが正式な作法なので、小さなお盆も用意しておきましょう。
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お供え
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・果物やお花などをご仏前にお供えする場合には手配をします。果
物やお花などのお供物は、遺族・親族だけでなく参列者がお供えすることもあります。
・お供え物ののしの表書きは「御供」など。施主が御供えをする場合の、のしの下段は○○家となります。
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卒塔婆
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・一周忌に、故人の供養のためにお墓に卒塔婆をつけてもらう場合には、お寺に料金を確認してください。お寺によって、また地方によっても異なりますが、金額のめやすは3,000円くらいです。
・卒塔婆とは、お墓の後ろに立っている薄い板のことで、戒名、享年、梵字などが書かれたものをさします。
卒塔婆供養は一周忌法要に欠かせないものというわけではありません。
なお、卒塔婆は浄土真宗では用いません。
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