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自己都合退職の餞別

自己都合退職する人への餞別は、職場で送別会を開き、はなむけの言葉を贈るというケースも多いようです。独立、開業、留学等をする相手には現金を贈ることもあります。現金はのし袋や封筒に入れ、上司には「おはなむけ」「御礼」等、同僚や部下には「御餞別」「おはなむけ」「御礼」等と書きます。自己都合退職の場合の餞別の金額や贈り物、お返しについて解説します。
[ 目 次 ]
1. 自己都合退職する人への餞別・お餞別
2. 自己都合退職 餞別の金額相場
3. 現金を渡す場合ののし袋の書き方、封筒の書き方(上司、部下、同僚)
4. 品物につけるのし紙は?
5. 餞別を個人的に渡す場合の表書きと注意点は?
6. 餞別を渡さない場合は?
7. 餞別のお返しは?
【参考ページ】
◆ 餞別(せんべつ)
・餞別 (退職の餞別、引越し、送別の餞別)>>>
・餞別のお札は新札が良い?>>>
・餞別品、餞別プレゼント>>>
・餞別 のし袋 書き方,裏側,水引 種類>>>
・御餞別 のし袋 お金の入れ方,中袋の書き方>>>
・引っ越しのお餞別 >>>
・餞別 現金(金額は?退職、転勤、異動)>>>
◆ はなむけの言葉
・はなむけの言葉 退職する方へ >>>
・はなむけの言葉 転職する方へ >>>
・はなむけの言葉 転勤する方へ >>>
・結婚式の はなむけの言葉 >>>

1.自己都合退職する人への餞別・お餞別

自己都合退職とは、解雇、退職勧奨、定年、契約期間満了などの理由ではなく自らの意思で退職することをさします。

自己都合退職する人へのお餞別とは
 会社、職場において、定年や契約期間満了を迎えることなく、また、解雇や退職勧奨などを受けずに自らの意思で退職することを自己都合退職と言います。
 自己都合退職する相手への餞別とは、自らの手で道を拓き、新しい世界に飛び込む相手に対し、激励し応援する気持ちを込めて渡す現金または品物などをさします。

 送別会を開いて激励し餞別に代える職場も多いようですが、独立、起業、開業、留学などする相手に対し現金や品物を渡すこともあります。

 自己都合退職の理由が結婚の場合には、お餞別ではなく「結婚祝い」を贈ることもあります。 

2.自己都合退職 餞別の金額相場

下記にお餞別の金額相場をご紹介します。

自己都合退職する相手へのお餞別の金額の相場

自己都合退職する相手へのお餞別は、例えば独立や開業・起業、留学などのような前途に多大な困難や一時的な収入不安が予想される相手に対して渡すケースが多く、単なる転職のための退職というだけではお餞別を渡さず、送別会を開いて激励するという職場も多いようです。
下記は退職する人との関係や、あなたの役職によっても変わります。
ケース 金額
職場単位で渡す場合(数人でお金を出し合う場合) 一人あたり@500〜@3,000円程度。パート社員などは無理の無い範囲で、強制しないことが大切です。

トータルの金額が何千円、何万円などのようにキリの良い数字になるようにします。
個人で渡す場合 3,000円〜5,000円(注1)

(注1)上司から部下へお餞別を渡す場合、自己都合退職の理由が起業や独立、開業、留学などのケースであれば、応援するという視点からもう少しまとまった金額を渡すこともあります。

●現金にこだわらず花束や品物を贈ることもあります。
●職場や、親しい人たちで送別会を開いて餞別に替えることもあります。  

 

3.現金を渡す場合ののし袋の書き方、封筒の書き方(上司、部下、同僚)

餞別として現金を渡す場合ののし袋の書き方、封筒の書き方は以下のとおりです。

のし袋・封筒の書き方

餞別ののし書き方(部署、個人、目上の相手に)

・紅白の蝶結びの水引きがついた熨斗袋を使います。熨斗袋がない場合には白い封筒でも構いません。

のし袋・白封筒の表書きは
「御餞別」「御礼」「おはなむけ」など。

会社職場において、目上の相手に対して個人の名前でお餞別を贈るのは失礼にあたります。部署名で贈るならOK。個人で贈るなら「おはなむけ」という表書きにしましょう。

 
下段には贈り主の氏名または姓を書きます。職場でまとめる場合には下段に部署名を書きます。同じ会社内の場合には社名は省略される場合が多いようです。

・自己都合退職の理由が結婚の場合、結婚祝いを贈る場合にはお餞別は省略されます。結婚祝いののし袋の水引は紅白の結び切りのものを使います。
ケース 表書き
上司から部下へ ・御餞別、おはなむけ、御礼
部下から上司へ ・御礼(◎おすすめ)、おはなむけ
目上の相手に ・御礼(◎おすすめ)、おはなむけ
同期へ、同僚へ ・御餞別、おはなむけ、御礼
職場で数人で出し合う場合 ・御餞別、おはなむけ、御礼

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4.品物につけるのし紙は?

餞別の品として、贈り物や花束を贈ることがあります。もし、のし紙をつける場合の表書きは以下のとおりです。

のし紙の書き方
ケース 表書き
上司から部下へ ・御餞別、おはなむけ、御礼
部下から上司へ ・御礼(◎おすすめ)、おはなむけ
目上の相手に ・御礼(◎おすすめ)、おはなむけ
同期へ、同僚へ ・御餞別、おはなむけ、御礼
職場で数人で出し合う場合 ・御餞別、おはなむけ、御礼
餞別におすすめの品物
・花、菓子、ビジネスグッズなどがおすすめ。
生ものや好みが分かれるもの、かさばるものは避ける

5.餞別を個人的に渡す場合の表書きと注意点は?

御餞別を個人的にわたす場合の注意点は以下のとおりです。

自己都合退職する相手に、お餞別を個人的に渡す場合
・部下から上司へなど、目上の相手に現金を渡すのは失礼にあたるとする根強い考え方もあります。できれば目上の相手には現金を避けて品物にするか、あるいは、現金を渡したい場合には数人ずつお金を出し合い「御礼」の表書きで渡すのが無難です。

・起業、独立、開業、留学などの場合には応援する目的で個人的に現金を渡すこともあります。「御餞別」「おはなむけ」といった表書きとなります。
  

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6.餞別を渡さない場合は?

退職する方との普段のお付き合いの程度によっても変わってきますが、以下のような場合にはお餞別を渡さないようです。

自己都合退職する相手に、お餞別を渡さない場合

(1)一般的な転職のための退職の場合
・単なる転職を前提とした自己都合退職の場合には御餞別を渡さないことも多いようです。お餞別を渡す代わりに送別会を開く職場も多いようです。

(2)結婚のための退職の場合
・結婚祝いを渡す場合には、御餞別は省略されます。


(3)退職者が多い場合
・人の出入りが多く頻繁に退職者がいるような職場の場合には、お餞別を渡すことはあまりありません。

(4)交流のない相手が退職する場合
・ほとんどお付き合いの無い相手が退職する場合には、基本的には無理をしてお餞別を渡す必要はありません。

(5)本人が辞退する場合
・退職する本人が、例えば「忙しい時期に辞めてしまい、皆さんにご迷惑をおかけして心苦しく思います。送別会も含めて一切のお心づかいは無用に願います」などと申し出ることがあります。本人が固辞する場合にはお餞別を渡しません。 

7.餞別のお返しは?

自己都合退職の際に、会社や職場で頂いたお餞別のお返しについて解説します。

自己都合の退職でお餞別を頂いたお返し
お返しの品物
通常は退職後落ち着いた頃にご挨拶をかねてお礼状を出します。退職の挨拶状・お礼状は一ヶ月以内に。

職場全体で少額ずつ出し合って(お餞別や花束などを)頂いた場合にはお返しは不要。一般的には、お世話になったお礼として職場で取り分けられるお菓子などを送ることもあります。取り分けやすいように、個別包装された日持ちするものを選びましょう。後日送る代わりに退職当日や数日以内に持参することもあります。

また、個人的に高額なお餞別を頂いた場合には、お返しの品を贈ることもあります。のしの表書きは「御礼」とし、相手のお好きなものや実用品を中心に食べ物やお酒、ビジネスグッズなどを。
金額相場
お餞別を頂いた場合のお返しは半返し〜1/3など

ただしお返しの金額には暗黙の上限があると思って良いでしょう。律儀に半額〜1/3にこだわるのではなく、餞別を下さった方の気持ちを尊重したいものです。お返しの品を選ぶ場合の予算の上限は3万円まで程度にします。
お返しについてさらに詳しく見る>>>
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