カレーの食べ方・カレーライスの食べ方

カレーの食べ方・カレーライスの食べ方は?
カレーのルーはライスに全部混ぜるのはNGです。また、カレールーがカレーポットに入れられて別々に出された場合も食べる分だけを2〜3杯ずつソースレードルに取り、ルーをご飯の山の端の方にかけて少しずつカレーとご飯を混ぜて食べます。このようにすると、食後、皿が汚くなるのを防ぐことができます。
………このページの内容………

1. カレーの食べ方・カレーライスの食べ方

(1)カレーライスの食べ方は?全部混ぜる?
(2)カレールーと、ライスが別々に出された場合の食べ方は?

2. インドカレーの食べ方は?

(1)ナンの食べ方は?
(2)ターリーとは?
(3)チャパティー、ナン、ロティーとは?

1.カレーの食べ方・カレーライスの食べ方

カレーライスはご飯とルーを全部混ぜてもいいの?、カレーのルーとライスが別々に出されたら最初にルーを全部かけてもいいの?などにお答えします。

(1)カレーライスはご飯とルーを全部混ぜてもいいの?
全部混ぜるのはNG。カレールーとご飯の合流点から食べ始める

カレーライス
最初からカレーがライスにかかった状態で出された場合の食べ方は以下のとおり。

カレールーがお皿につくと汚い印象をあたえるため、カレーでお皿が汚れる面積をなるべく小さくするのがポイントです。そのためにご飯とルーが合流している境目から食べ始めます(①のあたりから食べ始め、②のエリア内でカレーと混ぜるようにします。)。
コツはスプーンを立ててライスを切るようにして一口分をすくい取るようにすることです。

常に②のエリア内だけでカレーと混ぜるように食べます。カレーとライスの合流点を食べ終えたら、次は「カレールーをご飯にかけるか、それともご飯の方をカレーの方にに持っていくのか」ですが、正解は「ご飯をカレールーの方に持っていく」です。
スプーンでご飯を一口分ずつすくい取り、今食べて隙間ができたルーの方に持っていき、必要な分だけルーをつけるようにして食べます。
このやり方であればルーで汚れる皿の面積が必要以上に大きくなることはありません。

また、一部のお店ではカレーライスにフォークが出されることがあります。フォークが出された場合には特にこのライスをカレールーに持っていく食べ方のほうが食べやすくなります。フォークの場合もフォークを立ててライスを切るようにしてから一口分をすくいとるようにします。
(フォークではカレールーをライスの方に寄せて行くのは難しい上にお皿が更に汚くなりがちです。必ずご飯のほうを一口分すくいカレーの方に持っていきます。)
 

(2)カレーとライスが別々に出された場合の食べ方は?
最初にカレーを全部かけるのはNG。カレールーは2〜3杯ずつかけて食べる

カレーライスカレーが、カレーポットなどに入れられてライスと別々に出されることがあります。
この場合のカレーの食べ方は以下のとおり。

カレールーがお皿につくと汚い印象をあたえるため、カレーでお皿が汚れる面積をなるべく小さくするのがポイントです。そのためにカレールーは2〜3杯ずつライスにかけます。 コツはライスの山の手前の方だけにカレールーをかけ、ルーは他の部分にはかけないようにすることです。最初にカレーをかけた場所だけを「カレーをかけるエリア」とすることです。

次からはこの「カレーをかけるエリア」にライスを持ってきてからカレールーをかけます。
お皿の手前の方をカレーエリアと決めたら、ライスの山からスプーンを立てるようにして3〜4口分のライスを切るように取り、ライスの山本体とは少し分けてカレーエリアに持ってきます。カレーレードルで2〜3杯のカレーをかけ、そのカレーエリア内だけでカレーとライスを混ぜながら食べていきます。
このやり方であればルーで汚れる皿の面積が必要以上に大きくなることはありません。

また、一部のお店ではカレーライスにフォークが出されることがあります。フォークが出された場合には特にこのライスをカレールーに持っていく食べ方のほうが食べやすくなります。フォークの場合もフォークを立ててライスを切るようにしてから一口分をすくいとるようにします。
(フォークではカレールーをライスの方に寄せて行くのは難しい上にお皿が更に汚くなりがちです。必ずご飯のほうを一口分すくいカレーの方に持っていきます。)

 

2.インドカレーの食べ方は?

私達が良く食べるカレーライスは日本独自の食べ方ってご存じでしたか?インドでは指を使って食べるのが本来の食べ方です。

(1)ナンの食べ方は?
カレーにナンをつけて食べる

インドでは左手は不浄の手と言って、食事の時には左手を使わず右手を使います。
日本人には片手でナンをちぎるのは難しいので、ナンをちぎるときだけは両手を使いましょう。

①ナンは両手でちぎって右手に持ち、カレーにつけて食べます。ナンは一口大にちぎることと、具があるカレーはナンで包むようにするのがコツです。

②日本ではインド料理専門店に行っても、ナイフとフォークスプーンなどが出されます。ナンは手で食べますが、ライスを食べる場合は(慣れないと右手を使って食べるのが難しいので)フォークもしくはスプーンで食べて構いません。カレーは少量ずつライスにかけて食べます。

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(2)ターリーとは
ターリー
ターリー

ターリーとは?
インドで出されるカレー定食のようなものを「ターリー」と言います。まずはターリーを構成する用語を紹介します。

ナン…インドなどで食べられているパンの一種。ナンについての詳細は下記で紹介

各種カレー…キーマカレー(鶏挽き肉)、ダルカレー(豆)、チキンカレー、その他

ライス…各種ライス

タンドリーチキン…窯焼きチキン

チャイ…ミルクティーの一種

チャツネ…野菜や果実、香辛料などで作るソース、あるいはペーストやジャムのようなもの。日本の福神漬のもとになったものという説もあります。

アチャール…インドのピクルス的な漬物。

(3)チャパティー、ナン、ロティとは?

ナン
ナン
ナンとは?…インドなどで食べられているパンの一種。インドではパン類をロティと呼ぶことがありナンはその一つです。
小麦粉、塩、水、野生酵母などを主原料としタンドゥールと呼ばれる窯の内側に貼り付けて焼かれます(国や地域によってはヨーグルト、牛乳、砂糖なども使用)。
国によって形が異なり、ここで紹介する画像のような、円の一部を引っ張って伸ばしたような形はインドのもの(他の国は円形が多い)。

チャパティとは?…カレーと一緒に食べるパン類として日本ではナンが良く知られていますが、パキスタンやバングラデシュなどでは丸い形のチャパティというパンが一般的です。全粒粉と水を用い、発酵させずに円形に平たく伸ばして焼くものです。
ナンがタンドゥールと呼ばれる大きな窯が必要なのに対し、チャパティは円形の鉄板で焼いてから直火で膨らませるだけという工程なので家庭でも遊牧民でも焼成が可能だからとされています。

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