はなむけの言葉 異動

異動する人へ贈る はなむけの言葉

異動する人へ贈るはなむけの言葉とは、会社や職場の人事異動で配置、所属、部署、地位、職場や勤務先が変わる相手に、これまでの感謝やねぎらいと、新しい職場での活躍を祈る激励や祝福の気持ちを伝えるものです。送別の言葉やメッセージにも使える心に響くはなむけの言葉の例文・文例を紹介します。

 

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 1.異動する人へのはなむけの言葉とは?
 会社・職場では、異動する方の送別会ではなむけの言葉を贈ることがあります。これまでお世話になった相手への感謝やねぎらいと、新しい職場や地位での活躍を祈る激励の気持ちを伝えるものです。
 一般的に、はなむけの言葉とは、相手との別れや旅立ちに際し、激励や励まし、あるいは祝福の気持ちを込めて贈る言葉をさします。退職・転職・異動・転勤・引越し・留学・結婚・旅行などの際に、別れや祝福、激励のはなむけの言葉を贈ることがあります。
異動する方へのはなむけの言葉について
異動には配置や部署が変わるほか、転勤、出向だけでなく昇進・昇格、降格、役職離脱・役職定年などの地位の変更もあります。
送別会で、異動する相手にはなむけの言葉を贈るときのポイントをあげてみましょう。
1)はなむけの言葉を入れる
異動する相手に、これまでお世話になったお礼やねぎらいの言葉だけでなく、「新しい職場や地位での活躍を祈る」のような、将来にわたり激励し励ます前向きな言葉を伝えます。
異動を「別れ」というよりも「本人がステップアップするための前向きなもの、プラスなもの」と捉えます。
2)適切な敬語を使う

異動する人が主役です。相手が年下(後輩や新人)や同じ年(同期)であっても、あるいは部下であっても主役に対しては敬語を用います。

気をつけたい言葉の例:
「お疲れさま」は目上の相手、上司に対しても使える言葉とされています。
転職する主役に対して部下が上司に、上司が部下に、いずれも使えます。
後輩が先輩に、先輩が後輩に対して使うこともできます。
「ご苦労様」は目上の相手や上司に対しては使えません。
(できれば送別会では、相手が部下の場合でも“主役”となるため「ご苦労さま」は使わないようにしたいものです。むしろ代わりにお礼の言葉「ありがとうございました」を使うのがおすすめです。)

3)主役を傷つけるような内容は避ける
お互いに気持ちよく別れたいもの。主役となる「異動する方」に不快な思いをさせたり、傷つけたりすることが無いよう、相手の気持ちを考えて内容に配慮します。
4)長くなりすぎない
送別会では、主役の挨拶(異動する人の挨拶)よりも長くならないようにします。長くても3分までをめやすにしましょう。
 2.異動する人へのはなむけの言葉(上司、同僚、部下)例文(1)〜(5)
会社・職場で異動する人に贈るはなむけの言葉です。
文中で使われている「栄転」とは、転勤と同時に昇進することをさします。
栄転の場合には祝福する言葉も入れたいものです。しかし降格や役職定年・役職離脱のときには相手を傷つけないように気をつけましょう。
 一般的な言葉も良いのですが、例えばことわざや名言、あるいは相手にまつわるエピソードを入れて心に響くメッセージにしましょう。
異動する方へのはなむけの言葉(1)〜(5)
(1)

 ◯◯さん、このたびはご栄転おめでとうございます。

この◯年間本当に厳しい時期もありましたが、◯◯さんの人柄に助けられてなんとか無事に乗り切ることができました。
 最初に◯◯さんにお会いしたときには、その体格と声の大きさで…すみませんビビっていましたが(笑)、本質的には人情に厚く、面倒見が良くて弱い者に優しいお人柄であること、今では全員がよくわかっています。仕事でもプライベートでもすべてに全力投球で、どこにいてもすぐ目立つし頼りになるのが◯◯さんでした。

 これからはその声が聞こえなくなると思うと寂しくなりますが、どうかお元気で、新しい職場でも存分にお力を発揮されますようご活躍を心からお祈りしています。今まで本当にありがとうございました。

(2)

 ◯◯さん、◯◯年間お世話になりました。
大変な仕事を進んで引き受けたり、遅くまで残って熱心に仕事をしている姿を何度も見ました。◯◯さんの気さくで面倒見の良いお人柄に甘えて、私たちは何度もご迷惑やご面倒ばかりおかけしていたと思います。この場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 今回の異動では◯◯に行かれるとのこと。慣れない環境で大変なこともあるかと思いますが、どうかこれからも◯◯さんらしさを忘れずに元気で頑張ってください。

 たまには顔を見せに来てくださいね。ご活躍をお祈りしています。ありがとうございました。  

(3)

 ◯◯さん、ありがとうございました。
「状況を把握し的確な指示をする」「部下を信頼して任せるべき仕事は任せる。」「堅苦しいだけでなく、気さくで気配りも忘れない」
1つ1つ挙げればキリがありませんが、◯◯さんのおかげで今の〇〇があります。共に頑張ることができたという証しがここにしっかりと形として残っているんです。
 名残りはつきませんが、今回の異動では◯◯の仕事をされることになるとのこと、◯◯さんのことですからきっとすぐに職場になじみ、存分に力を発揮されるものと思います。
 今後のますますのご活躍をお祈りし、私からのはなむけの言葉とさせていただきます。
 どうかお身体にお気をつけて…ご活躍をお祈りしています。今までありがとうございました。

(4)(上司からの言葉の例文)出向する場合などに使えます。

◯◯さん、今日までお世話になりました。
今日のはなむけに「石の上にも三年」ということわざを贈ります。
どんなことがあっても、三年間辛抱すれば道はひらける、成し遂げられるという意味ですが、変化が早い現代にあっては、必ず早いタイミングでチャンスが訪れると思っています。そうした機会を逃さないために、日頃からじっくりと感性やスキルに磨きをかけてください。
◯◯に移られても活き活きとご活躍されますようお祈りしています。

(5)

◯◯さん、今日までお世話になりました。

◯◯さんは仕事をバリバリこなすだけでなく、いつも優しさと細やかな気配りを忘れず、私たちの目標でした。
まだお子さんも手のかかる年齢ですので、仕事と子育てとの両立は大変だと思いますが、新しい職場に行かれてからもくれぐれも健康にご留意され存分に活躍されますよう、心からお祈りしています。
ありがとうございました。

 3.異動する人へのはなむけの言葉 例文(つづき)
会社・職場で異動する人に贈るはなむけの言葉です。
異動する人へのはなむけの言葉(つづき)
(6)上司、同僚、部下も使える
◯◯さん、今日まで色々とお世話になりました。
◯◯支店に行かれてからも、◯◯として存分にお力を発揮されることを心からお祈り申し上げます。

私たちも◯◯さんに負けないよう、精一杯頑張りたいと思います。
たまには顔を見せに来てください。
ありがとうございました。
(7)同僚からのはなむけの言葉(送別の言葉)を想定しています。相手との関係に合わせて言葉づかいを変えてください。

◯◯さん、ご栄転おめでとうございます。
今回の件を最初に聞いた時には、驚きと同時に寂しさも込み上げてきて複雑な思いでしたが、「◯◯さんの本当の力を示す絶好のチャンス」だと信じています。新しい職場での仕事、最初は大変だと思いますが、持ち前のひらめきと決断力、そして周囲を巻き込むお人柄とパワーを存分に発揮してください。

また一緒に仕事をする日を楽しみにしています。
ありがとうございました。

(8)

 ◯◯さん、色々とお世話になりました。
 お会いして◯年になりますが、スキのない仕事ぶりと、ふだんのきさくで面白い一面とのギャップ。お人柄を知るほど本当に魅力的な素敵な女性として私達の憧れでした。
 ◯◯支店に行かれましてもこれまで以上に活き活きとご活躍されますよう、心からお祈りしています。

 お世話になりました。本当にありがとうございました。

 4.異動する人へのはなむけの言葉 メッセージ 例文
はなむけの言葉には送別会で贈られる言葉だけでなく、記念品やプレゼント、花束などに添えるカードに書かれたり、寄せ書きに書かれたりする送別メッセージもあります。名言やことわざなどを入れて、心に残るメッセージになるよう工夫しましょう。
はなむけの言葉のメッセージ例文をご紹介します。メール文としても使えます。
異動する方へのはなむけの言葉 メッセージ
(1)

◯◯さん。短い間でしたが大変お世話になりました。
新しい職場でも存分にお力を発揮されますよう、
お祈り申し上げます。ありがとうございました。

(2)

ご栄転おめでとうございます。

ランチなどご一緒できて本当に楽しかったです。
新しい職場に行かれましてもお身体に気をつけて頑張ってください。

(3)友人づきあいであれば使える面白い一言の例

ご栄転おめでとうございます。

お仕事では 存分に力を発揮されますよう、
プライベートでは素敵な出会いがありますように♥
ご活躍とお幸せをお祈りしています。

(4)短い文例(親しくない相手にも使える。寄せ書きにもOK)
お世話になりました。
◯◯支店でのご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
(5)

◯◯さん、今までいろいろありがとうございました。
◯◯支店でも身体に気をつけて頑張ってください。

そちらに行くときにはお声をおかけします。

ぜひまた一杯やりましょう。

今後のご活躍をお祈りしています

(6)上司から(カッコ)の中は適宜変えてください。

◯◯さん、◯年間お疲れ様でした。
異動先の◯◯支店はとりわけ(外資系企業の開拓)に
力を入れています。
〇〇さんが挑戦してみたいと話していた(海外勤務)への
道も拓けるのではないでしょうか。
◯◯さんの実力とやる気を買われての転勤となります。
これからも持ち前の突破力で、目の前の壁を打ち破って
行ってください。
益々の活躍を期待しています。

(7)転勤して在宅ワーク(男性にも女性にも使える例文)

◯◯さん、◯年間お世話になりました。
これからは◯◯部に移り、在宅で仕事をされるとのこと。
ご家族を大事にする◯◯さんにはピッタリなのかもしれません。
会社としても新しい勤務形態については手探りだと思いますが、
通勤から開放された環境の中で
伸び伸びと力を発揮されますようお祈り申し上げます。
機会があればまた一緒に仕事しましょう。
ありがとうございました。

(8)ごく短い文例(男性にも女性にも使える例文)

◯◯さん、今日まで色々とありがとうございました。
新しい職場でのご活躍をお祈りしています。
どうかお元気で!

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