仏教では、亡くなってから四十九日までの間、七日ごとに七回の法要があります。 一般的には初七日を除く法要は遺族だけで行なわれますが、49日目にあたる日を「満中陰」と呼び、この日に行う四十九日の法要だけは忌明けの日として親族・友人・知人たちも参列し、僧侶による読経のあと、焼香や会食が行なわれます。四十九日法要で行われる挨拶には、喪主の挨拶(施主の挨拶)、会食の案内と挨拶、僧侶へのお礼の挨拶、お開きの挨拶、参列者の挨拶などがあります。
1.四十九日法要の流れと挨拶
法事・法要の流れには決まりはありませんが、代表的な例をご紹介いたします。
自宅での法要の際に、参考になさってください。
お寺で行う法要の場合には、僧侶の方からその都度次の進行についての指示があります。
1-1.四十九日法要の流れ(進行) | |
[開始前] ◆参列者は、会場となる喪家玄関または式場受付で遺族に挨拶をします。>>>挨拶⑥ |
|
項目 | 主な挨拶など |
1.一同、席に着いて僧侶の到着を待つ | |
2.僧侶を仏壇の前に案内する | |
◆僧侶が到着したら簡単に挨拶をし(>>>挨拶④)、仏壇前の正面中央に案内します。 |
|
3.四十九日法要の開始 | |
[施主の挨拶
(四十九日法要開始の挨拶)] ◆最初に施主・喪主がごく簡単に挨拶をします。(>>>挨拶①) |
4.僧侶による読経につづき、焼香 | |
5.法要の終了 | |
[喪主の挨拶
(四十九日法要後の挨拶)] ◆施主・喪主が挨拶をします。(>>>挨拶②) ◆法要に続いて会食(お斎=おとき)がある場合には、会食の案内もします。(>>>挨拶②) [僧侶へのお礼の挨拶] ◆僧侶に対し施主・喪主がお礼の挨拶をします。(>>>挨拶④) 僧侶にはお礼をお渡ししなくてはなりませんが、僧侶が法要のあとのお食事(お齋=おとき)に同席して下さる場合には、この時点での退場はありません。お斎の後でお礼をお渡しします。 もし、僧侶がお斎での接待を辞退されたら、お布施、お車代、御膳料の3つを包みます。 お食事に同席される場合は、お布施、お車代の2つをお渡しします。 (参考ページ「四十九日法要」>>>) |
スポンサードリンク
1-2.四十九日法要の流れ(進行)つづき | |
6.会食 | |
[施主の挨拶
(四十九日会食の挨拶)] |
|
7.法事のあとで | |
[参列者の挨拶] ◆会場を退出する際に、参列者は遺族や喪主に簡単に挨拶をします。(>>>挨拶⑥) |
2.四十九日の挨拶
それでは、四十九日法要で行う喪主、参列者の挨拶について、簡単な挨拶や文例・例文を紹介します。
四十九日の挨拶 | |
四十九日で行われる挨拶の一般的な例をご紹介いたします。喪主、遺族、参列者となる際に、参考になさってください。 |
スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク