はなむけの言葉 卒業

卒業する人に贈る はなむけの言葉

 卒業する人に贈るはなむけの言葉とは、卒業や卒業式の別れや旅立ちの際に、今後の活躍や発展を祈る激励や励まし、あるいは祝福の気持ちを込めて贈る言葉をさします。このページでは卒業生の心に響くはなむけの言葉、卒業メッセージの例文・文例(大学生・高校生・中学生・小学生・親)を紹介します。
 はなむけの言葉の「はなむけ」とは「餞別」の餞(はなむけ)の字を書き、相手との別れや旅立ちに際し、激励や励まし、あるいは祝福の気持ちを込めて贈る言葉をさします。退職、転職、転勤、引越し、留学、結婚、旅行などの際に別れや祝福、激励のはなむけの言葉を贈ることがあります。
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 1.卒業の際に贈るはなむけの言葉とは?
卒業する人にはなむけの言葉を贈ることがあります。卒業する学生、生徒に対し、必要な課程を修了し無事に卒業できることを祝福する言葉と合わせて、今後の活躍や発展を祈る激励や励ましの言葉を述べます。

(1)卒業式で
教師・担任の先生、校長、学長や、保護者、市町村長、理事長などから卒業式ではなむけの言葉を贈られます。

(2)卒業生へメッセージとして
両親(父・母)、家族や親族(兄弟姉妹、祖父祖母、伯父伯母・叔父叔母など)、先輩や後輩などが祝福の言葉やメッセージとしてはなむけの言葉が贈られます。
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 2.卒業>先生が学生に贈るはなむけの言葉 例文・文例
  (大学生)
先生が学生に贈るはなむけの言葉の例文・文例です。
2-1)卒業式で校長先生が贈る はなむけの言葉
2-1)卒業式で校長先生が贈る はなむけの言葉 例文・文例

皆さん、ご卒業おめでとうございます。
ご臨席の保護者の皆様にもお祝いを申し上げます。
今日は卒業される皆さんへのはなむけの言葉として、「咀嚼(そしゃく)する力、『咀嚼力』を鍛えよ」という話をしたいと思います。

 ご存じのとおり咀嚼という言葉には2通りの意味があります。1つは食べ物を歯で噛む…細かく噛み砕くことです。2つ目は言葉や文章の内容や意味を良く理解する、ということです。これら2つはいずれもこれからの皆さんの人生にとって非常に大切な、欠かせないものだと私は思います。

 1つ目の「食べ物の咀嚼」。食べ物を効率よく消化吸収するために必要不可欠ないわゆる「噛む」動作のことですが、最近では高齢になってからも意識的に咀嚼を心がけることが認知症のいわゆる短期記憶の維持・改善に役立つといった論文も発表されたりして、脳の機能維持のためにも積極的に「噛む」力を鍛えることが必要だと考えられています。

 2つ目は「言葉や文章の、内容や意味の咀嚼」です。かつて流行した「忖度(そんたく)」という言葉のように「『言葉に出さない分』まで相手の気持ちを推しはかる」のではなく、「『言葉に表わされたもの』や『文章に書かれたもの』の、内容や意味を良く理解する」という意味です。
 例えば教師になる人は、教える内容を自分がしっかりと理解していなければ、生徒に伝えることはできないでしょう。企業や職場においては「会社の方針をよく咀嚼して部下に伝える。」「上司の指示内容をよく咀嚼し、行動する」、あるいは「取引先の要望を聞き取り、内容を咀嚼して会社に報告する」「消費者の要望を聞き取り、内容を咀嚼して商品やサービスに反映する」「クレームの内容を咀嚼し、担当者に伝える」といったことが日常的に必要となる、まさにすぐに求められる行動や能力なのです。

 今日の私の話、「長いなあ。」と思っている学生がいるかもしれません(笑)。しかし、だからこそまさに「内容を咀嚼し、将来に活かす」力が求められるのです。私の話の中のエッセンスを抜き取り、必要だと判断した部分だけを身に着けていけば良いのです。 人生という限られた時間を有効に使うために必要な能力、それが「咀嚼すること」だと思っています。皆さんが社会人として経験を積んでいく中で大切なスキルとしてぜひ「咀嚼力」を鍛えて欲しいと願っています。
皆さんの将来に少しでも役立つよう「咀嚼力を鍛えよ」を、私からのはなむけの言葉とさせて頂きます。

 おめでとうございました。

 3.卒業>先生が生徒に贈るはなむけの言葉 例文・文例
 (高校生・中学生)
先生が生徒に贈るはなむけの言葉の例文・文例です。
3-1)卒業式で校長先生が贈る はなむけの言葉
3-2)卒業にあたり、担任の先生が生徒に贈る はなむけの言葉
2-1)卒業式で校長先生が贈る はなむけの言葉 例文・文例

皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆さんはコロナ禍のもとでの卒業という経験をされました。
日頃から私は皆さんに「プラス思考で」と呼びかけていますが、2019年までは想像もできなかったこの大変な経験を振り返って、私たちは「この経験によって何を学ぶことができたか」を考えてみましょう。

 新型コロナウィルスという未知のウィルスに対し、最初は手探りだった感染対策も、密集・密接・密着のいわゆる「三密」を避けることが大切だとわかりました。
また、マスクの着用が感染予防に有効なことや、免疫機能を高めることもわかりました。現在ではワクチンが開発され、世界各国で接種が進んでいます。


 これらのことから学べることは皆さん一人一人異なると思いますが、私の場合には、「技術を積み重ねること、あらゆる情報を共有すること、そして一歩ずつでも前に進むこと」がいかに重要かを改めて感じました。感染対策と授業の両立という課題を前にして、最初はウィルスへの恐れで不安ばかりだった私達も、なんとか手探りで授業を再開することができました。生徒の皆さんにも、保護者の皆さんにも色々な意味でご心配をおかけしましたが、先生方もどうすればわかりやすく伝えることができるのかを工夫し、夜遅くまで授業のための教材を手作りしたり動画を工夫したりしている様子を目にしましたし、最初は不慣れだった学生諸君もネットを通じて活発に授業に参加している様子を頼もしく思いました。

 つまり、あえてプラス思考で考えれば、感染予防も、ワクチン開発も、オンライン授業も、「克服するための手段がある現在だからこそ、この被害の大きさなのであって、もし全く克服する手段が無い時代に発生した場合にどうなったかを想像すると、影響の大きさや終息までの期間がまるで異なるに違いない」と推測することができます。

 これから旅立っていく皆さんには、ぜひこの経験から得られたこと、つまり「積み重ねる技術の大切さ、情報を集めることの重要性、そして目的を達成するための工夫の積み重ね」をぜひ忘れずにいて欲しいと思います。
 大変な時間を一緒に乗り越えたからこそ得られたものが、何年か後(のち)に振り返った時にきっと明らかになることでしょう。皆さんの将来に大いに期待しています。

 結びにあたり、ご臨席の保護者の皆様ならびにご来賓の皆様には、これからこの若者たちが人間として成長していく大切な時期に、家庭だけでなく、地域、社会でお力添えをいただきますようお願いをいたしまして、私からのはなむけの言葉とさせて頂きます。

本日はまことにおめでとうございました。

3-2)担任の先生が卒業生に贈る はなむけの言葉 例文・文例

皆さん、卒業おめでとう。

湿っぽい挨拶は嫌いなので、短いはなむけの言葉を贈りたいと思います。
この一年 色々なことがありましたが、まずは全員揃って無事に今日の日を迎えることができたことを率直に嬉しく思っています。

皆さんは今日この学校を巣立っていくわけですが、同じクラスで学んだクラスメイトは将来にわたって付き合えるかけがえのない仲間です。
これから先、進学・就職・結婚・子育て・趣味・ボランティア・地域活動などの様々なシーンで、楽しい時も厳しい時もきっと大切な絆となって、皆さんに力をくれるはずです。何かあったときにぜひこの絆を思い出して大切に紡いでいって欲しいと願っています。
 皆さんの未来に幸多かれと祈ります。私自身もみなさんとの絆を大切にしたいと思います。今日までありがとう。そしておめでとう。
 

 4.卒業>先生が児童に贈るはなむけの言葉 例文・文例
(小学生)
先生が生徒に贈るはなむけの言葉の例文・文例です。
4-1)卒業式で校長先生が贈る はなむけの言葉
4-2)卒業にあたり、担任の先生が児童に贈る はなむけの言葉
4-1)卒業式で校長先生が贈る はなむけの言葉 例文・文例

皆さん、本日は卒業おめでとうございます。
保護者の皆様にもお祝いを申し上げます。

皆さんは◯◯小学校での学びの課程を終えて、4月からは中学生になります。6年の間に友達も沢山作り、勉強も運動も、良く頑張りました。

皆さんは、お父さんお母さんたちが子供の頃には無かった「大変な経験」もしましたね。不安だったりつらいこともありましたが、皆さんがこれから大人になっていく中で、これまで経験したことは決して無駄にはなりません。みんなで工夫して乗り越えてきたことはすべて皆さんの宝となります。
いくつか例を挙げてみましょう。
・将来、同じようなことが起こらないようにあらかじめ注意することができる
・同じようなことが起きたら、自分や家族の身を守ることができる
・情報を正しく理解し、皆で工夫することの大切さや、力を合わせれば壁を乗り越えられる強さを知ることができた


どうでしょう。 大切なことは、こうした経験を通して学んだことをきちんとこれからの人生に活かしていくことです。今ここで挙げたことのうち特に3つめ、「情報を正しく理解し、工夫し、壁を乗り越える強さ」を、忘れずにいて欲しいと願っています。皆さんが将来何らかの障害にぶつかったとき、越えられる強さを発揮できることを私は信じています。

皆さんの将来が夢と希望に溢れた素晴らしいものであるよう願っています。
以上が私のはなむけの言葉とさせていただきます。
本日はおめでとうございました。

4-2)担任の先生が卒業生に贈る はなむけの言葉 例文・文例

皆さん、卒業おめでとうございます。
皆さんは今日で◯◯小学校を卒業します。
今日は家に帰ったらぜひお父さんお母さん、できればおじいさんおばあさんにもお礼を言いましょう。

皆さんの健康に気を配って毎日美味しい料理を作ってくれたり、
皆さんが病気の時には親身になって看病をしてくれたり、
毎日の暮らしのために一所懸命に働いてくれたりしました。

皆さんがそつぎょうするまでの6年間、安心して勉強や運動をしたり、遊んだりゲームをしたり、テレビを見たり本を読んだりできたのも家族のおかげです。

日頃は面と向かってお礼を言うのが難しい、恥ずかしいという人も、今日はどうか大きな声で「今日で卒業したよ。6年間ありがとう」と言ってみて下さい。
きっと笑顔が帰って来るはずです。

ご家族の笑顔が皆さんの何よりの力になるはずです。
いつも感謝の気持ちを忘れずにいて欲しいというのが先生からのお願いです。
 皆さんが素晴らしい中学校生活を送ることができるよう祈っています。
今日は本当におめでとう。
 これからも感謝の気持ちを忘れずに、元気で頑張って下さい。
 

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 5.卒業>保護者・親が子に贈るはなむけの言葉 例文・文例
保護者・親から子に贈るはなむけの言葉の例文・文例です。
卒業おめでとう。3年間よく頑張ったね。

今は開放された気持ちでいっぱいだと思う。
◯◯日間は好きなことをして過ごしなさい。
誰でも充電期間は必要だ。
期間をしっかり決めて、
今しかできないこと、今までできなかったこと。
有意義に過ごすといい。

そのあとは、4月から良いスタートを切れるよう、
心機一転頑張るように。
卒業おめでとう。3年間よく頑張ったね。
春からは「大学生」だね。成人年齢が18歳になることだし、これからは一人前として接するつもりだよ。(子供の名前)も自分の行動に責任を持つように。
卒業おめでとう。
まずはお母さんにお礼を言いなさい。毎日世話になったよな。
春休みの間は時間を見つけて手伝いをすること。
…よし。
春からは社会人になるわけだが、まずは建前から
「最初の3年間は、人の倍働くつもりで頑張れ。
 周りより早く出社して貪欲に仕事をもらえ」
と言いたいところだが(笑)、本音を言うと
「出世はしなくてもいい。
 無理をするな。何かあれば必ず相談しろ」
これが親としてのはなむけの言葉だ。
身体に気をつけて、頑張りなさい。
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 6.卒業メッセージ かっこいい一言 例文・文例
卒業メッセージに使うはなむけの言葉の例文・文例です。
卒業のはなむけの言葉 メッセージ
アルバイトの学生さんへ

◯◯さん、卒業おめでとう。
今日までの頑張りに敬意を表し、心から祝福の言葉を贈ります。

会者定離の言葉のとおり、別れは必ず来るものです。
寂しくなりますがどうかこれからもお元気で。
ご活躍をお祈りしています。

注)「会者定離(えしゃじょうり)」出会った者は必ず離れる。出会いし者は離れる定め。
親から子へ、甥や姪へ、弟や妹へ、孫へ

卒業おめでとう。
卒業を祝して、はなむけの言葉を贈ろうと思う。

「愚者は経験に学び、愚者は歴史に学ぶ」
ドイツの宰相ビスマルクが言った言葉だ。
かっこいい言葉だから聞いたことがあるかもしれないけど、案外
間違った意味で理解されている言葉なんだ。

一般的には
「愚かな者は 自分の経験、知識だけで考えて行動するが(だから失敗する)、
賢い者は 過去の歴史から多くの知識を得て行動する(だから失敗しない)」
という意味に受け取られがち。そのつもりで使う人も多いよね。
実際自分もそんな意味だと思っていたんだ。
でも本当は、この解釈は本来の彼の言葉を正しく訳したものではないことがわかったんだ。

彼が言ったのは
「愚者は 自分の体験から学ぶと言うが、

私は 他人の体験を役立てることのほうを好む。(注1)」

ということらしい。  噛み砕いて言えば、
「愚かな者は 自分で実際に体験して失敗しないと学ぶことができないが、
私は 他人が体験して失敗したことを役立てたい」
といったところかな。

キミもこれから社会人になって、いろんな経験をすると思うけど、周りを良く見て、常にアンテナを張って、どんなことが起きているのか、誰がどんなことをしているのか、日々の仕事の中での個人的な体験や失敗から学ぶだけじゃなくて、周囲を、世間を、社会を見て、どんなことが成功しているのか、流行しているのは?伸びているのは?といったことに目を凝らしたり、
逆にどんなことが失敗に至っているのか、伸び悩んでいるのは?衰退しているのは?安全なのは?危険なのは?…もっともっとあるよね。
いろんなことをよく観察して、キミの人生に役立てて欲しい。

これからの人生が実り多い充実したものになるよう、心から応援しているよ。
 

注1…ビスマルクの言葉 参考「国立国会図書館リファレンスデータベース」(別ウィンドウで開きます)>>>

はなむけメッセージ例文 つづく
卒業のはなむけの言葉 メッセージ(つづき)
かっこいい四字熟語を使った、面白メッセージ

◯◯さん。卒業おめでとう。
猛虎伏草、はたまた大器晩成の例えの如く、
これからは内に秘めた実力を遺憾なく発揮し
存分に活躍されるよう祈っています。

注)「猛虎伏草(もうこふくそう)」虎(英雄)は草むらに隠れていても必ず世に出て来る(優れた人は例え隠れていても必ず世に出て活躍する)
一般に使える 卒業メッセージ
卒業おめでとう。
◯◯◯に行っても身体に気をつけて元気で頑張って下さい。
◯◯さんのご健勝とご活躍を祈っています。
一般に使えるはなむけの言葉 卒業メッセージ
卒業おめでとう。
春から独り暮らしを始めるキミに、はなむけの言葉を贈ります。
「夢を叶える道は一本道ではないけれど、まわり道も無駄にはなりません。」
知識と経験を身につけることがキミの財産になります。
たまには周囲の力を借りることも忘れずに、身体に気をつけて元気で頑張って下さい。
活躍を心から祈っています。
後輩から先輩へのはなむけの言葉 卒業メッセージ後輩から先輩へのはなむけの言葉 卒業メッセージ
◯◯さん、卒業おめでとうございます。
今まで色々お世話になりありがとうございました。
寂しくなりますが、たまには私たちのことも思い出してくださいね。
メールや電話、待っています。
これからも元気で頑張ってください。応援しています。
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