はなむけの言葉 使い方・意味・由来

はなむけの言葉 使い方・意味・由来

 はなむけの言葉の使い方と、意味や由来を解説します。退職、転職、異動、結婚、卒業など人生の門出に際して相手を励まし激励し応援する目的で贈る言葉をはなむけの言葉と言います。意味や由来を知れば、一層ふさわしい言葉を贈ることができるはずですね。
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 1.はなむけの言葉の使い方

はなむけの言葉は、旅立ちや門出、新しい生活に踏み出す相手を激励し、励まし、応援する言葉として使います。以下のようなときに使うほか、送別会や壮行会、結婚式などで主役に対して贈られます。

はなむけの言葉はこんな時に使う
①退職する人に、はなむけの言葉を贈る
②転職する人に贈る
③異動する人に贈る(転勤する人に贈る)
④出向する人に贈る
⑤卒業する人に贈る
⑥進学する人に贈る
⑦留学する人に贈る
⑧就職する人に贈る
⑨入社する人に贈る
 2.はなむけの言葉の意味と由来

・華やかな門出の席で贈られる「はなむけの言葉」の「はな」は、「花」や「華」ではなく「鼻」、しかも馬の鼻なのだとか。

昔、旅に出る人の無事を祈って、その人が乗る馬の鼻を行く先の方向に向けたことから、旅立ちに際し無事を祈って贈る言葉や、送別の宴をさして使われるようになったそうです。

 

・紀貫之の「土佐日記」の冒頭、門出の中にも「藤原のときざね、船路なれど、馬のはなむけす」とあります。「船旅であるが、馬のはなむけをした…つまり送別の宴を催した」という内容ですね。

・現代では送別の宴だけではなく、無事や安全を祈り、活躍を祈る気持ちや応援する気持ちを込めて贈る言葉や金品にもはなむけという言葉を用いるようになっています。

 3.はなむけの言葉 異動・転勤する上司や部下へ 文例
異動・転勤する相手へのはなむけの言葉・贈る言葉には、これまでお世話になったお礼と、新任地での健康や活躍を祈る言葉を選びます。

はなむけの言葉 異動・転勤(文例・例文)

気をつけたい言葉の例:
「お疲れさま」は目上の相手、上司に対しても使える言葉とされています。
転職する主役に対して部下が上司に、上司が部下に、いずれも使えます。
後輩が先輩に、先輩が後輩に対して使うこともできます。
「ご苦労様」は目上の相手や上司に対しては使えません。
(できれば送別会では、相手が部下の場合でも“主役”となるため「ご苦労さま」は使わないようにしたいものです。むしろ代わりにお礼の言葉「ありがとうございました」を使うのがおすすめです。)

◯◯さん。色々とお世話になりました。
◯◯部に行かれましても健康に留意され、これまでの経験を活かし、
お力を存分に発揮されますよう、お祈りしています。
今までありがとうございました。

◯◯さん。今まで大変お世話になりました。
◯◯支店でも存分にお力を発揮されますよう、
お祈り申し上げます。ありがとうございました。

◯◯さん。色々とお世話になりありがとうございました。
明るいお人柄で、すぐに次の職場にも溶け込んで行けることと思います。

どうぞお元気で!  ご活躍をお祈りしています。

 4.はなむけの言葉 退職する人へ 文例
退職する人へのはなむけの言葉・贈る言葉では、長年勤めあげた功労に敬意を表し感謝する気持ちと、新しい生活や人生の門出を応援する気持ちを込めます。

はなむけの言葉 退職(文例・例文)

気をつけたい言葉の例:
「お疲れさま」は目上の相手、上司に対しても使える言葉とされています。
転職する主役に対して部下が上司に、上司が部下に、いずれも使えます。
後輩が先輩に、先輩が後輩に対して使うこともできます。
「ご苦労様」は目上の相手や上司に対しては使えません。
(できれば送別会では、相手が部下の場合でも“主役”となるため「ご苦労さま」は使わないようにしたいものです。むしろ代わりにお礼の言葉「ありがとうございました」を使うのがおすすめです。)

◯◯さん。これまで大変お世話になりました。
長年にわたり業務に精励されたご功労に感謝し、心から敬意を表します。
本当にありがとうございました。
退職後も新しい職に就かれると伺いました。
どうぞこれからも健康に留意され、存分にお力を発揮されますように。
◯◯さんの益々のご活躍とご発展をお祈り申し上げまして、
わたしからのはなむけの言葉とさせていただきます。

◯◯さん。今まで大変お世話になりました。
今後もどうぞ健康に留意され、◯◯さんらしい人生を楽しんで下さい。

これからの末永いご健勝とご活躍をお祈りいたしまして、
私からのはなむけの言葉とさせていただきます。
本当にありがとうございました。

 5.はなむけの言葉 結婚する部下や友人へ 文例
結婚する相手へのはなむけの言葉・贈る言葉には、新生活の門出を祝し、夫婦円満、幸せな家庭を祈る言葉を選びます。

はなむけの言葉 結婚(文例・例文)

気をつけたい言葉の例:
結婚する相手に対するはなむけの言葉では、「別れる、切れる、離れる」などの言葉は忌み言葉とされ、縁起が悪いと考えられています。使わないのが無難です。

◯◯さん。◯◯さん。
ご結婚おめでとうございます。
お二人の門出を祝し、末永いお幸せをお祈り申し上げます。

◯◯さん。◯◯さん。
ご結婚おめでとうございます。
新しい門出を祝し、末永いお幸せと両家のご発展を心よりお祈り申し上げます。
幸せな家庭を築いて下さい。

◯◯さん。◯◯さん。
ご結婚おめでとうございます。ご両親をはじめ、ご家族の皆様にも

心からお祝いを申し上げます。
本日の門出を祝し、お二人の末永いお幸せとご両家のご繁栄をお祈りいたしまして、わたしからのはなむけの言葉とさせていただきます。
どうぞいつまでも仲睦まじく、幸せなご家庭を築いて下さい。

 6.はなむけの言葉 卒業生へ 文例
卒業する相手へのはなむけの言葉・贈る言葉には、卒業を祝う言葉と、新生活の門出を祝し激励する言葉を選びます。

はなむけの言葉 卒業(文例・例文)

卒業おめでとう。
諸君は明日から「一葉万里」の思いで大海に漕ぎ出すわけですが、
できるだけ多くのことに興味を持ち、貪欲に学び、あらゆる経験を自らの糧にしてほしいと願っています。
諸君のこれからの人生が希望にあふれたものであるよう祈念して、
私からのはなむけの言葉といたします。

卒業生の皆さん。
本日はおめでとうございます。
皆さんのこれからの人生が、自由で心豊かな、素晴らしいものでありますよう、私達一同、心から願っています。
お幸せとご活躍をお祈りしています。

皆さん。
卒業おめでとうございます。保護者の皆様にも心からお祝いを申し上げます。
どうかこの学校で学んだことや、今日まで育んできた友情を忘れずに、
気持ちを新たに新生活に向かってほしいと思います。
皆さんの門出を祝し、末永い幸せと活躍を祈念いたしまして、
わたしからのはなむけの言葉とさせていただきます。
本日はまことにおめでとうございました。

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