送別会の挨拶 送る側

■ 送別会の挨拶(送る側)
送別会の挨拶「送る側の挨拶」の例文のページ。
ここでは会社・職場の上司・部下の転勤・異動、退職・定年退職、転職の送別会の挨拶および、学生の卒業、転校のケース別に送別会の挨拶(送る側)の例文を紹介します。
これまでお世話になったお礼や感謝の気持ち、はなむけや励ましの言葉を述べます。締め・乾杯の挨拶やユーモアのある挨拶も掲載します。
………このページの内容………
▼1.送別会の挨拶(送る側)のポイント
▼2.送別会の挨拶(送る側)会社・職場 例文
(2-1)転勤・異動の送別会
(2-2)退職の送別会
(2-3)定年退職の送別会
(2-4)転職の送別会
(2-5)送別会の乾杯の挨拶
(2-6)送別会の締めの挨拶
▼3.送別会の挨拶(送る側)学校・部活 例文
(3-1)転校の送別会
(3-2)卒業の送別会
(3-3)先生の転任・転校・異動の送別会
(3-4)先生の退職の送別会
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 1.送別会の挨拶(送る側)のポイント
職場・会社職や学校、部活などで行われる送別会で、送る側の挨拶をすることがあります。挨拶に盛り込みたい内容や注意点を紹介します。
送別会の挨拶(送る側)について
1)適切な敬語を使う

転勤・異動する人、退職する人が主役です。相手が上司でも部下でも主役に対しては敬語を用います。

気をつけたい言葉の例:
「お疲れさま」は目上の相手、上司に対しても使える言葉とされています。
転勤・異動・退職する主役に対して部下が上司に、上司が部下に、いずれも使えます。
「ご苦労様」は目上の相手や上司に対しては使えません。
(できれば送別会では、相手が部下の場合でも“主役”となるため「ご苦労さま」は使わないようにしたいものです。むしろ代わりにお礼の言葉「ありがとうございました」を使うのがおすすめです。)

2)主役を傷つけるような内容は避ける
送別会は、いわばお別れの会です。送る側は主役に不快な思いをさせたり、傷つけたりすることが無いよう、相手の気持ちを考えて内容に配慮します。
3)長くなりすぎない
主役の挨拶(送られる側の挨拶)よりも長くならないようにします。
 2.送別会の挨拶(送る側)会社・職場 例文
社会人が(会社・職場で)上司から部下へ、部下から上司への挨拶の言葉です。送別会では以下のケースが想定されます。
送別会の挨拶(送る側) 文例
(2-1)転勤・異動の送別会
◯◯さん、ご栄転おめでとうございます。
この◯年間、ご指導頂きましてありがとうございました。
これからは教えて頂いたことを活かして、日々の業務に励みたいと思います。
◯◯支店に行かれましても、お元気でご活躍ください。
ユーモア文例 ↓
◯◯さん、今まで公私にわたりお世話になりありがとうございました。
宴会部長、鍋奉行、応援団長など、保有されていた肩書きは数知れませんが、後継者は確実に育っておりますのでどうかご安心ください。
◯◯支店に行かれましても、健康に留意され、ますます芸に磨きをかけられますよう、いや、業務に励まれますようお祈り申し上げます。
今までありがとうございました。
(2-2)退職の送別会
◯◯さん、今までお世話になりました。
退職後はご実家に戻られて、ご両親の面倒を見られるとのこと。◯◯さんらしいなと思います。
大変なこともあるかと思いますが、どうか無理をなさらず、ご自身のお身体も大切になさってください。
改めてお礼を申し上げます。いろいろとありがとうございました。
◯◯さん、お世話になりました。
(しばらくは子育てに専念されるとのこと。)たまには顔を見せてください。
残る私たちも、いつ見に来られても恥ずかしくないよう、精一杯がんばりたいと思います。どうかお元気で、お幸せに!
本当にありがとうございました。
ユーモア文例 ↓
◯◯さん、お世話になりました。
いつも優しい◯◯さんのお人柄は、私たちの憧れでした。
職場でのご主人様は、私たちがしっかり見守っていますのでどうか安心して元気な赤ちゃんを生んでください。
くれぐれもお体をお大事に。今までありがとうございました。
送別会の挨拶(送る側) 文例 つづき
(2-3)定年退職の送別会
◯◯さん、今までお世話になりました。
温かいお人柄と、ブレない優しさは私たちのあこがれでした。
退職後は◯◯◯をされるとのこと。これまで積み重ねて来られたご経験を活かし、ご活躍されることをお祈りしています。
長い間本当にありがとうございました。
◯◯さん、長い間お疲れ様でした。
今の時代、1つの会社で勤め上げることは、それ自体がとても価値のあることになっています。◯◯さんは、仕事でも人生でも公私にわたり私たちのお手本となるような方でした。
どうかこれまでの経験を活かし、これからの人生をますます実りのあるものになさってください。
本当におせわになりました。ありがとうございました。

◯◯さん、長い間お疲れ様でした。
◯◯さんには本当に沢山のことを教えていただきました。
まだまだ教えて頂くことがあるような気がしてなりません。
どうかこれからもますますお元気で、ごありがとうございました。

◯◯さん、長い間お疲れ様でした。
◯◯さんの長年のご功績に改めて敬意を表し、心から感謝しています。
どうかこれからもお元気で。ご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。

(2-4)転職の送別会
◯◯さん、今までお世話になりました。
退職後は◯◯関係の仕事をされるとのこと、◯◯さんらしいな と思います。
お元気でご活躍されますようお祈りしています。
ありがとうございました。

◯◯さん、お世話になり、ありがとうございました。
今後は◯◯関係の仕事に就かれるとのこと、夢が叶うよう私たちも応援しています。ご活躍をお祈りしています。
ありがとうございました。

送別会の挨拶(送る側) 文例 つづき
(2-5)送別会の乾杯の挨拶
定年退職の送別会の乾杯
◯◯さん。長い間本当にありがとうございました。

それでは乾杯の音頭を取らせて頂きますので、皆様ご唱和をお願いします。
長年業務に精励して来らた◯◯さんのご功績に敬意と感謝を表し、今後のご健勝とご発展を祈念致しまして、乾杯!
転勤・異動の乾杯
それでは乾杯の音頭を取らせて頂きますので、ご唱和をお願いします。
◯◯さん、いろいろとお世話になり有難うございました。
新任地での◯◯さんのご活躍とご健勝をお祈りいたしまして、乾杯!

このほかの乾杯の挨拶 例文>>>
(2-6)送別会の締めの挨拶
・宴会の区切りとして、「中締め」をすることがあります。
・中締めには区切りとして「万歳三唱」をすることもあります。

◯◯さん、今まで本当にありがとうございました。
◯◯さんの前途を祝して、万歳三唱をしたいと思います。
◯◯さん、ありがとうございました。万歳!万歳!万歳!

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 3.送別会の挨拶(送る側)学校・部活 例文
小学生、中学生、高校生、大学生が(学校・部活・クラブ・ゼミ・研究室などで)友達へ、先輩へ、先生の挨拶の言葉です。送別会では以下のケースが想定されます。
学校 部活 送別会の挨拶(送る側) 文例
(3-1)転校の送別会
◯◯さん、今までいろいろありがとう。
寂しくなりますが、たまには私たちのことも思い出してくださいね。
メールや電話、待っています。
これからも元気で頑張ってください。応援しています。

◯◯さん、今までありがとう。
✕✕✕が得意だった◯◯さんのこと、忘れません。
◯◯の学校に行かれてからも、夢が叶うよう応援しています。
これからも笑顔でいてください。ありがとうございました。

(3-2)卒業の送別会
◯◯さん、今までいろいろありがとう。
寂しくなりますが、たまには私たちのことも思い出してくださいね。
メールや電話、待っています。
これからも元気で頑張ってください。応援しています。

◯◯さん、今までありがとう。
✕✕✕が得意だった◯◯さんのこと、忘れません。
◯◯の学校に行かれてからも、夢が叶うよう応援しています。
これからも笑顔でいてください。ありがとうございました。

学校 部活  送別会の挨拶(送る側) 文例 つづき
(3-3)先生の転任・転校・異動の送別会
生徒・学生 →先生へ
◯◯先生、◯年間お世話になりました。
寂しくなりますが、◯◯◯(クラス名、部活名)で教えて頂いたことを忘れず、頑張りたいと思います。先生もたまには私たち◯◯校生のことも思い出してください。
新しい学校に行かれてからもお元気でご活躍ください。
ありがとうございました。
先生 →先生へ

◯◯先生、◯年間お世話になりました。
放課後遅くまで指導されているお姿を頼もしく思い、また尊敬しておりました。
新しい学校に行かれてからもどうかお元気でご活躍ください。
ありがとうございました。

 (3-4)先生の退職の送別会
生徒・学生 →先生へ
◯◯先生、長い間お世話になりました。
これまで育ててこられた沢山の生徒を代表してお礼を申し上げます。
どうかこれからもお元気で、いつまでも私たちの先生でいらしてください。
ありがとうございました。
先生 →先生へ

◯◯先生、長い間お疲れ様でした。
厳しく、そして優しいご指導のあり方は私たちの憧れでした。また、常に新しいことに目を向け、真摯に教育に取り組んでおられる姿を眩しく拝見しておりました。
まだまだ先生から学びたいことが沢山ありましたのに、残念でなりません。
どうかこれからも変わらずに私たちを見守ってください。
ご健勝をお祈りし、お礼のご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。

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