| ………このページの内容……… | |
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| ▼1. 法事・法要とは? 前のページ | |
| ▼2. 法要の準備(引き出物、お供え。お返し) 前のページ | |
| ▼3. 引き出物について(法要の際のお返し) 前のページ | |
| ▼4. お布施の金額相場、お布施の袋の書き方、お布施の渡し方 前のページ | |
| ▼5. 香典の金額相場、香典のしの書き方、香典の出し方 | |
| ▼6. 法事法要の流れ・進行 | |
| ▼7. 神道・神式法要の流れ・進行 | |
| [関連ページ] | |
| ・法事の香典は薄墨か濃墨か? 法事の香典は新札か?>>> | |
| ・法要 法事 回忌 早見表>>> | |
| ・法事・法要いつまで?>>> | |
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5.香典の金額相場、香典のしの書き方
ここでは、施主ではなく、法事・法要に出席する場合に持参する香典について、のしの書き方や金額の相場についてご説明いたします。
| 法事・法要の際に持参する香典について | |||
| 項目 | 内容とポイント | ||
| ◆のし袋(香典袋・不祝儀袋)の準備 | |||||||
| 四十九日までの法要に持参する香典の、のし袋の書き方は? | |||||||
・ 薄墨で書きます。 ・のしの水引きは黒白、双銀などの結び切りのもので、下段には出席者の氏名(フルネーム)を書きます。蓮の花の入ったのし袋は、仏教にしか使えません。 ・夫婦で法要に参列する場合、夫の氏名だけでも構いませんが、夫婦二人とも故人にお世話になった場合には、右の見本画像のように連名で書きます(中央に夫の氏名を書き、左側に妻の名を書き添えます)。 ※御霊前という表書きは、神式・神道でも使えます。また、宗教がわからない場合は、御霊前と書いたものを持参すれば宗教を問わず使えますが蓮の絵のものは仏教にしか使えませんので注意してください。
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| 四十九日以降の法要に持参する香典の、のし袋の書き方は? | |||||||
・仏教の場合の、法事ののし袋の表書きは「御仏前」「御佛前」「御供物料」「御香料」などです。(御霊前という表書きは四十九日には使いません。) ・ 薄墨ではなく黒い墨で(真っ黒の墨で)書きます。 ・のしの水引きは黒白、双銀などの結び切りのもので、下段には出席者の氏名(フルネーム)を書きます。蓮の花の入ったのし袋は、仏教にしか使えません。 ・夫婦で法要に参列する場合、夫の氏名だけでも構いませんが、夫婦二人とも故人にお世話になった場合には、右の見本画像のように連名で書きます(中央に夫の氏名を書き、左側に妻の名を書き添えます)。
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| 法事・法要の際に持参する香典について つづき | |||
| 項目 | 内容とポイント | ||
| 香典の金額はどのくらいを包む?(香典の金額の相場は) | |||||||||||||||||||||||||||
・故人とのおつきあいの程度によって金額が変わってきます。
また、法事・法要のあとで会食(おもてなしの食事。お齋(おとき)と言います)があるかどうかによっても包む金額が変わって来ます。
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| 香典の出し方 | ||
| 項目 | 出し方の内容とポイント | |
| ◆香典は相手の方に向きを変えて出す | |||
| 香典の入ったのし袋を持参する | |||
ポケットタイプの袱紗も市販されています(四角い形状ではなく、長財布みたいな形になっており、香典を包む手間が要らないものです)。 ★ふくさの使い方 ① この画像のように、上下を角にした状態で袱紗を置き、その中央に香典袋を置きます。ふくさによっては、留め具がついたものがありますが、留め具は左側にくるようにします。 ② 右、下、上、左の順にたたみます。 ③ 受付では、ふくさから香典を出し、のし袋の向きを変えて、相手から文字が読める向きにしてお渡しします。 |
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| [香典を出すときの、一言挨拶の例] このたびはご丁寧なご案内を頂きありがとうございました。本日は私も皆様とともに故人を偲びたいと存じます。これは心ばかりですがどうぞお供え下さい。
など。 |
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6.法事・法要の流れ・進行
それでは、法事・法要の全体の流れをご説明します。
但し、全体の流れは「こうしなくてはならない」という決まりはありません。お寺に依頼すると、進行も相談に乗ってくれます。予約の際に「全体の流れはこんな感じでよいでしょうか?」
と確認しておくと安心です。以下のようなケースがあります。
法事・法要をおこない、そのあと会食(お齋=おとき)
| 仏教の法事・法要の流れ(進行) | |
| 法事・法要の流れには決まりはありませんが、代表的な例をご紹介いたします。 自宅での法要の際に、参考になさってください。 寺で行う場合には、僧侶の方からその都度指示があります。 |
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| 項目 | 法要の仕方、仏式の作法など |
| 1.席を準備する | |
| ・仏壇の前に僧侶の席を用意しておきます。 ・仏壇中央の僧侶のすぐ後ろには施主が座ります。 ・遺族は故人との血縁の濃い人が仏壇に近い席(前の方の席)に着席します。 ・一般参列者は遺族の後方に席をとります。 到着した人から遺族の後ろに詰めて着席していただくとスムーズに案内できます。 |
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| 2.僧侶を仏壇の前に案内する | |
| ・僧侶が到着したら、仏壇前の正面中央に案内します。 |
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| 3.施主の挨拶 につづく | |
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| 仏教の法事・法要の流れ(進行)つづき | |
| 項目 | 法要の仕方、仏式の作法など |
| 3.施主の挨拶 | |
| ・最初に施主がごく簡単に挨拶をします。 [施主挨拶の例] 本日はお忙しい中をお集まり頂きましてありがとうございます。それではこれより◯◯◯◯(戒名)の□□忌の法要を始めさせて頂きます。
などです。(僧侶の方を向いて) それではよろしくお願いします。 施主の挨拶で、 ◯◯◯◯の部分は戒名を告げるのが本来の作法なのですが、(個人的には)ご自宅で内輪の法要をされる場合、戒名ではなく故人の氏名の方が心にしっくりくるのであればそれでも良いのでは無いかと思います。もし心配でしたらお寺に確認してみてください。 |
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| 4.読経 | |
| 僧侶による読経が始まります。 | |
| 5.焼香 | |
| 読経が始まってひと呼吸した頃から施主から順番に、焼香をします。 前の方に着席している人から焼香をしていきます。 |
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| 6.法話 | |
| 読経が終わると、和尚様による法話があります。 | |
| 7.僧侶退場 | |
| 法話が終わると法要のほうも一段落です。 会食が無い場合は僧侶はこれでお帰りになります。 僧侶にはお礼をお渡ししなくてはなりませんが、僧侶が法要のあとのお食事(お齋=おとき)に同席して下さる場合には、この時点での退場はありません。お斎の後でお礼をお渡しします。 もし、僧侶がお斎での接待を辞退されたら、お布施、お車代、御膳料の3つを包みます。 お食事に同席される場合は、お布施、お車代の2つをお渡しします。 直接手渡しするのではなく、小さなお盆に載せて僧侶の方に向けて差し出します。 |
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| [お布施について] ・法要が終わり、僧侶が帰られる際にはお礼としてお布施をお渡しします。 (※) 僧侶が会食を辞退されたら、お車代、御膳料も一緒にお渡しします。 (※)僧侶が会食に同席して下さる場合には、会食の後に締めくくりとして施主の挨拶を済ませてから「お布施」「お車代」をお渡しします)。 ・ お布施は直接手渡すのではなく、小さなお盆に載せて用意します。お盆は、切手盆などが体裁が良いのですが無ければ小さなお盆に載せ、文字の正面を僧侶の方に向けて差し出します。 [僧侶にお布施をお渡しするときの、一言挨拶の例] 例)僧侶が会食を辞退してお帰りになる場合 本日は、お心のこもったおつとめをして頂きましてありがとうございました。些少ではございますが、これはお礼でございます。どうぞお納め下さい。どうか今後とも宜しくお願い申し上げます。
例)僧侶も会食に同席された場合) 本日は、お心のこもったお勤めをして頂きましてありがとうございました。またお忙しい中を最後までお付き合い頂きありがとうございました。些少ではございますが、これはお礼でございます。どうぞお納め下さい。どうか今後とも宜しくお願い申し上げます。 など。 |
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| 仏教の法事・法要の流れ(進行)つづき | |
| 項目 | 法要の仕方、仏式の作法など |
| 8.施主の挨拶 | |
| 施主の挨拶のあと、会食(御斎)になります。施主が行う法要挨拶を、下記にて紹介しています。 [施主の挨拶の例(例えば四十九日の場合)] 本日はお忙しい中をお集り頂きましてありがとうございました。おかげさまで無事に満中陰を迎えることができ、母も安心していることと思います。
これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 粗宴ではございますが、別室にてお膳をご用意いたしました。お時間の許す限り、どうぞごゆっくりなさっていってください。本日はまことにありがとうございました。 ※満中陰=四十九日のこと |
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| 9.その他(墓参り) | |
| 四十九日には、法要の墓参りをすることもあります。 卒塔婆供養をする場合には事前に寺に確認をしておいてください。 墓地が遠い場合には省略されます。 なお、浄土真宗では卒塔婆は用いません。 |
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7.神道・神式の法事・法要
神道では、仏教でいう位牌を「霊璽(れいじ)」「霊代(たましろ)」と言います。また仏壇にあたるものは「粗霊舎」「御霊舎」と言います。
全体の流れは「こうしなくてはならない」という決まりはありません。神社に霊祭を依頼すると、進行も相談に乗ってくれます。予約の際に「全体の流れはこんな感じでよいでしょうか?」と確認しておくと安心です。
仏教の法要において、儀式のあとの会食をお齋(おとき)と呼びますが、神道の場合は直会(なおらい)とい言います。
| 神道の霊祭(法要) | |
| 項目 | 法要の仕方、仏式の作法など |
| 1.五十日祭 | |
| ・忌明けとなる五十日祭までの間、自宅の神棚には白い布をかけたり白い半紙をかけたりして神棚へのお供えや参拝はお休みします。また、正月の参拝も門松、しめ飾りもお休みします。 五十日祭を終えると、白半紙や白い布を神棚からはずして、御霊舎に御霊をまつります。このように神棚に貼った半紙や布剥がすことを清祓いと言います。 ・五十日祭では神職を呼び、自宅や霊前、墓前、斎場において儀式を行ないます。祝詞奏上(のりとそうじょう)のあと、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行ない、神饌を頂く「直会(なおらい)」があります。 ・仏教における仏壇にあたるものは御霊舎(または粗霊舎)と言います。御霊舎に、新しい霊代(たましろ)を加えて祖先の霊と一緒にまつることを合祀と言います。合祀祭を五十日祭に合わせて行なうこともあります。 ・この日に納骨を行なうケースも増えています。 |
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| 2.一年祭 | |
| ・一年祭では神職を呼び、自宅や霊前、墓前、斎場において儀式を行ないます。奏楽隊も迎えて盛大に行なうことが多い重要な儀式です。自宅だけでなく斎場を借りて行なうことが増えてきています。 ・祝詞奏上(のりとそうじょう)のあと、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行ない、神饌を頂く「直会(なおらい)」があります。 |
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